一月二十八日(火)

仕事は相変わらずだ。昨年のドタバタが懐かしい。
仕事に習熟したというより、仕事への割り切りができるようになったという心持の変化の気がする。案件毎の間隙に入ってここ数日ひまになったので(やることはあっても何も考えなくていい)、忙しいふりをして定時で帰る。
めんどくさいのは政治的なやりとりだ。どうせ来月からまた忙しくなる。たぶん。

家に帰って、学会の発表をしようかどうか迷い、昨日に続きとりあえずネタ探しのためメディアリテラシーに関する日本語文献をたくさん読む。同時期に書かれた論文でも批判的読解力とメディアによる表現能力のうちどっちが教育現場がで強調されているのか、ということで正反対の見取り図ができていたのが面白い。
水越さんとか読んでいると、やはりキーワードはデザインなのかという感じがする。

発表の大枠が固まらない。別の論文にも集中しないといけないし、発表案を考えている場合ではないのだけど、どうしようかなあ。あと二日くらい様子を見てどうしようもならなかったらやめよう。

二日前の友人の日記を読んで、自分も研究者としてひとつの達成をしたうえでいろいろな方面を見るということができるようになりたいと思う。

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