一月四日(金)
六時半に起床。免許更新へ行く。
八時十五分くらいに更新センターに行くと、すでに50人くらいの長い行列ができていた。しんがりに入ると、次々人が来る。更新の申請(書類の受け取り)→手数料支払い→検査→検査合否判定→写真撮影、という講習以前のフェーズでそれぞれ行列に並ぶ。結局これらが終わったのは九時二十分だった。
働き始めて、というかこの仕事を始めて、役所の行列があまり苦ではなくなった。
最初にもらった書類というのが、よく考えるとよくできていた。
一枚で、次のフェーズの担当者が行うべきことが明瞭に書かれ、同時に「確かにこのフェーズを通過しましたよ」という証が貰えるようになっている。いろんなフェーズを経て、講習の前に切り取られ手元に残った部分が「免許証引換通知書」となっている。ここで講習受講済みのハンコを貰った後、引き換えをしてもらうのだ。行政の書類というのは文書主義が徹底しすぎていて、一枚でいろんなフェーズを通過できるようになっている。ミルフィーユみたいだ。