九月二十五日(火)

昨日は見学者が来ることを見越してくのちゃんと健太郎とで家の掃除をしたので、心なしか風がよく通る気がした。とはいえ、今日は雨が降る。男子部屋の物干しも少しお借りして部屋干しをした。

ひたすらに返信祭りをする。数えきれないくらいのメッセージが溜まっていて片っ端から片付けると当然また返ってくるので第二波に備える必要がある。

連絡をしていたらもう夕方になってしまった。スタックしているイラストの仕事に手をつける。返信に加えて催促をもらう。当然だ。

もうすぐ見学の人が四人やってくる。洗面所とトイレをさっと拭いたりしつつ、ハウスキーピングに力の入る、見学者の人や同居人たちと集中的に連絡をとる週間である。くのちゃんが夕飯に備えてこたつ屋さんに電話してくれた。

一人目のYさんがやってきた頃にピザの予約をして、つくねたちとまとめて取りに行った。雨の田端の寒さの中、エコバッグの中のモツがわき腹を温める。

あっという間に人数は八人に膨れ上がり、久しぶりの賑やかさは、ちょっと楽しい。ただ気を配るところがたくさんあるので、四人いて助かった。

二三時頃には音に疲れてしまってイベントルームに避難。くのちゃんは出国前で引っ張りだこで大変そうだ。飲み会を早退するサラリーマンそのものの顔をして部屋を出て行ったのが可笑しい。

寂しそうなまりもくんが深夜前に報われてよかった。

ゆり