六月二十八日(木)
もう三日後になってしまったけど、この日K大での授業の仕事。
今回の関西滞在中、2つ目の仕事。
フリーランスをしていて有り難いのは、内容が明確で、「あなたにやってもらいたい」という仕事の依頼をしてもらえること、それから、チャレンジをさせてもらえること。今回はそのどちらもが満たされる貴重な機会だった。
社会課題や活動の伝え方にはある程度のセオリーがある。それをオリジナルの内容で解きほぐして、みんなが取り組めるようにする。
みんなよく見ていて、聞いているなと思った。意欲があって、でも食後の眠さやだるさ、楽しさも正直で、居心地がいい
最後に話しに来てくれた子が、明日こどもの森に行くことにしたと後から連絡をくれた。
仕事を依頼してくれたHさんとはもう五年来の付き合いで、今回も夫婦別姓について語りながらバスに揺られた。
石畳の駅前でおしゃれなカフェに入って、遅いランチをとった。
「あら、それはなぁに?」
と覗き込むマダムに「ロコモコです~」と答える。
すぐに話しかけてくるのだけど、パーソナルスペースと品は保たれている。そんな阪急沿線を久々に感じてやっぱり好きだわ、と謎に誇らしくなった昼下がりだった。
と、授業のコミュニケーションペーパーが早速送られて来て驚いた。
この子たちと授業で継続して一緒にいるの、楽しいだろうな。
帰宅しようと思ったら、通り道のモールで母親とばったり会って、一緒に服を選んだ。
今回もどっさりもらった母親のお下がりを詰めて、夕飯を軽く食べて、新大阪へ。
大きなバックパックを背負った健太郎と合流した。<
ゆり