五月八日(火)

まだまだ職場の環境にあっぷあっぷしてることを自覚した朝だった。
上司からの注意に最初ほど真剣に、全神経集中して受け取るだけの余裕がなくなってきた感じ。
ちょうど仕事の全体像を大まかに伝えられて、いろいろと仕事を任されるようになるけど、仕事の1つ1つの手順がまだ完璧に習得できてないので処理が捗らない時期。
今が体感的には一番「忙しい」と感じやすいのかもしれない。だけどもう少し、周囲に気を配って、指導してくれる上司に感謝を向けるべきだろう。
 
午後は研修、自分の今までやってきたことを俯瞰して説明されると、面白いと素直に感じた。
全体のフローを分からないなりに実施で追ってみて、それから「これはこういうことだよ」と全体の俯瞰図を見せてもらったときの快感は、ミステリの謎解きみたいで好きだ。
 
夜は久々に懐かしい人と会う。ようやく仕事について、吐き出すべき愚痴を言えた気がした。
仕事の愚痴を言える相手を誰にするか、というのは結構むずかしい。しばらく言えなかったけど、気がついたらスラスラ出てきた。そして、自分以外が悪いという話はだいたい無理に気づいて、自分の中にも見直す必要のあることが浮き彫りになる。結構諦めがちなところとか、すぐ閉鎖的になりがちなところとか、すぐ人に頼りがちになるところとか、余裕がないところとかとか。もうすこし上司に向きあわなきゃな、と思った。
 
ところで、ひとつやばい仕事を行わず研修に来たのだけど……大丈夫かいな。
 
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