五月五日(土)

朝九時に起きる。七時に起きる予定だったのが寝坊した。
九時半から、論文集でひたすら論文を読んでいく。
読みながら気づいたけど、論文のほとんどが問を明示していなくて、主張がある。こういう視点を考えるべきだ、とかこういう考察には限界があるとか。でもその主張が、どういう書き手の問題設定とか問題意識から出ているのかが読み取りづらい。

十三時、家を出てパンを買いに行く。
手に取ったのが賞味期限切れのパンで、レジに持っていったら、あげると言われた。

日本語の本を読みながら、十五時くらいまでだらだらとパンと紅茶でランチタイムをとる。

それからまた論文を何本か読んで、問や方法、対象というテーマから表にまとめていく作業をする。
この領域の今が、三か月後にくらいには見通せているといいと思う。

七時から、最近見た映画の批評を聴きながら夕飯を食べたりする。
映画の中のシーンをだいぶ忘れていてピンとこない箇所が多くある。映画への感受性が弱い。思っていなかった見方を知れてよい。
その後で映画とドラマを見る。
怪獣ものとか、大統領選を目指す政治家とかヘッジファンドが出て来る話とか、今自分の身に置かれた環境から遠く離れたものばかり見た。

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