七月十九日(金)

日記、すごく久しぶりだ……。
自分の手元にだけ、日記まがいの謎の覚書が増えたけど、公開することを意識した文章は久しぶりに書く。

金曜日は、いろいろあった日だった。とか思ったけど、よく考えると印象に残ったのは二つだけだ。いい加減な記憶だ。

まず職場で。
めちゃくちゃ早朝に起きたので、ひどい眠気を抱えながら職場に行く。
ゴチャゴチャと仕事を片付ける。昼過ぎから職場のひとたちが、仕事と本来あんまり関係のないことでワイワイやっていたが、仕事が立て込んでいてたので低いコミットになった。そのことでさらっと嫌味をいわれる。こういうのは、修業不足だと割り切れる。自分は今仕事の方を優先したいので遊びに参加できない、という態度の出し方は気を付けた方がいいだろう、と思った。

まあ、これはいい。

夜、同僚と飲んだ。こっちがいろいろ尾をひいた。
最初は職場の話だったが、だんだんエスカレートして結局なんかすごい話をされた。なんかすごいのだ。自分がこんな会話のトピックに触れる時代が来るとは思わなかった。異世界転生した気分だ。
けど、前回からその兆候はあった。感情の揺さぶりを織り込んだ会話は好きじゃない。ポーカーやってるつもりだったら相手はブラックジャックでした、みたいなのは辛いのだ。頭でDutch Montanaのフレーズが流れる。
楽しかったけどさ。

店を出ると、雨もなく気持ちよい気温だった。酒を飲みながら帰った。
ただ帰り道もすごくよけいなことを言った。俺は女性をドライバーだと思っているらしい。