五月二十五日(土)

 朝起きてから『殺人狂時代』の残りを見ていた。団令子が艶めかしい。大学に行って先日のゼミで出た先生のアドバイスを検討しつつ、明治時代で何が言えそうか考えていた。確かに「貧民」「ミドルクラス」「権利者」で区分して分析していくという提案は魅力的だがどこまでできるか。

 そんなときに父親から連絡があったので電話をする。祖母はGW中に体調不良を訴え、GW空けに検査をしてみると後腹膜腫瘍という検出しにくい腫瘍がかなり進行していることが分かり、入院後そのまますぐ亡くなったということがわかった。

 その後の戦前研では森田さんと宮部さんの資料を検討する。そういえば、雪調は以前から気になっていたテーマだったことを思い出した。

 中川