三月三十日(土)

先輩二人が職場から去る日だった。

異動者の引っ越しの手続きや来年度以降の仕事の準備が午前中にたっぷり入って、三時くらいまで体があかない状況だった。

四月から職場に行ったら当たり前のようにそこにいそうな二人がいなくなったことの寂しさがよく受け止められていない。音楽を聴く気になれない。
最後まで腹を割って話せたという感じが無いけど、当たり前にいた人が消えることはとてもなくさびしい。船から手を振る人が、だんだん小さくなる瞬間というのは絵的にも別れのどうしようもなさを伝えて来る。

三時ごろ戻ってから、疲れて寝てしまって夜に目覚める。
酒を飲みながら『ヘイトフル8』とアニメを見る。

Lo-fi hiphopはコミュニティらしい。

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