三月八日(金)

 9時に目覚めて今日は大学に向かう。さまざまな資料を収集する必要がある。

 建築図書館に行って1920年代の都市写真で発表に使えそうなものがないか見てみたが、あまり良さそうなものはない。だが、『インポッシブル・アーキテクチャー』展の図録を思いがけず見つけ、借りてきた。やはりメタボリズムあたりのことが気になる。彼らのプランは当時の社会においてどれぐらいの重みを有していたのかということを正確に見極めたいという思いがある。加納久朗などはその突破口になるのではないか。

 夜まで残って作業をしていたら、久しぶりに安さんに会って話をした。明日、修論の作業工程について説明をするらしい。途中の資料を見せてもらったが、詳細につくられているのに驚いたのと、さまざまな執筆ハックも書かれていたので今度詳しく話を聞いてみたい。
 
 中川