二月十日（日）

二月に入ってから一度も日記を書いていなかった。
少し忙しくなると継続がままならなくなるあたり、我ながら余裕のない生活をしている。

昨晩二時ごろに寝たと思うが、目覚めは九時頃だった。二段ベットの上は変な段差があって少し寝づらい。こたつで煎れてもらったミルクティーを飲んでから、上野へ通院に行く。思いがけず病院の内装が変わっていて驚く。薬をもらうまで三十分くらいで終わってしまったので、昨晩いけなかった銭湯に行く。
パチンコ屋とカプセルホテルが併設されている施設だが、おじいちゃんばかりだ。

その後で眼球疲労のマッサージを受けて、帰るのもなんだったので上野をぶらぶらとした。下町風俗資料館にも初めて入る。再現された長屋の裏路地が壁のモノクロ風景の向こうまで伸びていて、エモかった。
そこからなぜか大学の書籍部に行こうと思って三十分くらい歩いたのだけど、閉まっていたので上野駅に戻ってまれびとに戻る。

六時頃、亘さんが戻ってきたのと入れ違いに新橋で行き、姉と食事をした。
九時半ごろ分かれて、あとはひたすらKohhのアルバムを聞きながら過ごす。
十時半、東京を離れる。

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