一月二十一日(月)

 11時に起きる。前まで9時起きだったのに最近遅い。シャワーを浴びて泉屋のパンを買い紅茶を飲む。共同研究の資料をつくっていたら15時近くになっていた。場所を変えたくなったので、かしやまでコロッケそばをすすり、スターバックスへ。非常勤の採点を進める。17時になり疲れたので店を出る。丸の内の空気を吸いたくなり、山手線で東京駅に出る。丸善で新刊書を眺めて『ファクトフルネス』を買う。帰りの電車で少し読んだけれども、高校までに習った「発展途上国」や「出生率」のイメージをほぐす必要性を痛感した。「ドラマチックすぎる世界の見方」を戒めるというテーマは、自分の中で村上春樹の創作論とつなげたい。淡々と生きることは、記録=データを眺めることでもある。夜は餃子を焼いて食べた後、投稿論文の原稿をつくっていた。来週の〆切祭りが終わったらとっとと完成させたい。

杉山