五月三十一日(木)

朝から天気が悪い。

のろのろと仕事を開始する。今日の仕事はすったもんだあったけど、なんとかぎりぎり滑り込みで成果の投げ込みができた。チューターの助けを少しずつ借りずにいける領域が増えているような、あんまり変わってないような。

夜、ゼミ生たちが飲むのを動画通話で参加させてもらう。
こちらの気が回らなかったのだけど、結構動画通話の準備に手間をかけさせてしまったようで申し訳ない。
話の内容はおおむね就職のこととか、人間関係の冷やかし合いとか、他の院生についてのあれこれとした噂話とか。昔自分がその場にいて聞いていたときから、得る感触はほとんど変らない。トピックへの関心はまったくないし、くそほどどうでもよく面白さもわからない、たぶん同僚が同じ話しているなら二秒で興味を失ってしまう話だ。
けど、自分が面白いと思っている人たちが話しているということだけで、なんとなく耳を傾けてしまう感じ。

こういうとき遠隔だとだいぶ無責任な態度でいられる。
けれど向こうの人たちにはだいぶ手間をかけさせてしまったらしい。申し訳ない。

そんなこんなで五月が終わる。
この九十九折の日記も、ずいぶん続いてるなあ。
最初書いていた自分と、今の自分では書くモチベーションも、書くときの姿勢もずいぶん変わってる。くそほど長いカーブを曲がる列車の先頭から最後尾を見てる感じだ。

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