二月十二日(月)

 昼前に起きてから『新潮』3月号の日記リレー特集を読む。同時代を生きる人々の日常が積み重なっていく仕掛け。『高架線』のような群像劇であり、『はな子のいる風景』のようなアーカイブでもある。知らない人の日常も興味深いが、知っている人どうしでリレー日記をしたとき、重なりつつもズレていく日常経験がどのように表現されるだろうか。
 昼食後にリレー日記の誘いを出す。
 
 [杉山昂平]