一月二十三日(木)

10時半に起きて紅茶を飲みながら博論1章を書き進めた。昨日寝る前に思いついた構成の変更を実質化できてよかった。

昼過ぎに本郷へ。バスの車内で『レクリエーションの行動科学』を読む。本書のなかで「経歴の偶発的問題」とされていることは「レジャーキャリアの偶発性問題」と言ったほうが分かりやすいと思うけど、大変重要な指摘だった。趣味の経験年数を重ねても専門志向化は進まなかったりそもそも単線的な発達モデルを想定できなかったりするという知見は、まさに「学習機会」に出会えるかどうかの問題だと理解できる。専門志向化が「スキル」や「知識量」を重視しているのも、趣味人に熟達を期待してしまうM1の僕みたいな誤謬に陥っていると思う。

ゼミに出てその後は修論お疲れ会の焼き肉。先輩とポスドクキャリアのつらさを話す。雇用保険は週3勤務かららしい。

さらにその後はカルメンの練習だった。

杉山