三月十六日(土)

10時半に起きて久々に泉屋のクリームパンを食べ紅茶を飲む。週明けの研究会の原稿をつくりあげた。

13時にくわやんと梅の湯に行って、ニューニュータウン西尾久のトークイベントを聞く。飲食店でコミュニティ・ビルヂングをしてきた2人がゲストだった。僕はやっぱり趣味の専門店が欲しくなる。ゲーム屋、切手屋、古本屋……こういう店は別に歓楽街にあるわけではない。でも遊びの空間だ。そういう場所はまちづくりの文脈でどう語られてきたのだろう。

ジンメルが興味ごとに分化していく社会では、全体社会的なものは人間の三代欲求に関わるものでしかありえないみたいなことを言っていたのを思い出す。食はそっち側。

16時ごろに天川さんが来たので、キット論を話す。やっぱおもろいテーマだこれ。気分が乗ってぐうふぃ〜までカードゲームを見に行ったけど、マジックしかなかった。天川さんはポケモンカードやりたいらしい。

そのあとsくんと余暇論セミナー。『マスコミュニケーション研究』に採録された理論研究の構造を分析したら、われわれの論文に必要な要素が分かった。もう材料としては十分で、もっと材料を丁寧に書くのが良さそうだ。

夜は天川さんとキャサさんでこたつ屋、タバタバーをはしご、梅の湯に入って帰ってきた。まれびとに数年住んで、いま地元の人とだらだら話せるようになったのは本当に楽しいな。

杉山