七月四日(水)


ロンドンのゲストハウスで目覚めた。
というのを、実はすでに半月以上過ぎてから書いている。
(オランダに帰ってきてやっと日常に戻ってきた)


昨日二十二時間のフライトと二時間ほどのトランジットを経てロンドンに着いた。
ひとまずエアポートでコーヒーを飲みつつ電話して落ち着いた。
電車で宿に向かい、寝落ちしないように頑張って到着したのはいいのだけど、
身体が疲れていて、判断力も無く、水とカット野菜を買いに行くのがやっとだった。しかも財布を忘れて置いてきたから、安いスーパーに行ったのに、結局階下のコープで買ったのを覚えている。

ロンドンは日が長い。朝の五時にはすでに日が登っていて、夜も十時までは明るい。夜の路面にはサッカーで盛り上がる人の声が響いている。

日が出て朝五時半ごろに起きた。
とっても眠いけど、早起きは好き。

一日、郵便局に換金しに行ったり、長距離列車の切符を確認したり(間違っていたのでオンラインで取り直した)、SIMを買ったりしていた。
この国の郵便局の様子、SIMを売ってる路面店の信憑性、列車のパスが私は日本人だから取れないのだとか、そういう仕組みにあまりに慣れなくて、文字通りホステルと駅周辺を右往左往した。
なんとも効率の悪い日だった。

このホステルのキッチンは地下にある。開放感のないところでご飯を食べるのは苦手だなぁ。

キングス・クロス駅の周辺はとっても賑やかで、みんな速足。

いやぁ、つかれた。
服を手洗いしてベッドまわりに干す。おやすみ。


ゆり