六月十五日(金)

朝、七時半くらいには出る。
昨日、前任者のやらかしたミスが発見され午後はその対応をしていたのだけど、そこで作った書類がどう考えてもおかしいものだったので、上司の決裁待ちの書類箱から回収して作り直そうと、朝早く来た。んだけど、到着した頃にはなぜか監察対応のチェックをやっていた。このあたり我ながら一貫性がなさすぎて笑えない。

しょうもないミスをいくつかしたり、日々の業務の怠りが発見されたりと、あいかわらず失敗したりの一日だった。

監察の仕事はあいかわらず身が入らないけど、自分が担当業務の裏面をまだよく分かっていないことを自覚させられる。このあたりは独学ゾーンだ。

夜、別の部署の人2人を交えた同期会をやる。韓国料理店で二時間ほど飲み食い(お酒は飲めず)。

店主のおばちゃんが、そろそろ片付き始めた卓へとやってきて、韓国での金曜日の飲酒文化を話してくれた。曰く、金曜日の夜、勤め人たちは上司と部下というセットで飲みに行き、部下の悪口や不満を上司が受けとめる
という習慣があるらしい。だから週末は、いたるところで殴り合いとか、激しいふっかけ合いが起る。部下は上司に対して不満を言ってすっきりする。上司は部下を辞めさせないために受け止める。

おばちゃん曰く、「週明けに出勤したとき、部下は謝罪をするけど、お酒のせいにできる。自分以外のせいにする、これは悪いところもあるけどいい所もある」とかとか。

別部署の人を送って帰り、家についたのが十時半くらい。のろのろと就寝の準備をして寝る。明日は遅めに起きよう。眠ろう。眠ろう。

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