五月十九日(火)

あいかわらず緩みなく緊張しっぱなしで働いて(働いている間はそんな気がしないけど、終わるとどっと疲れが出てくる)、定時+5分で帰る生活をしている。
このペースでいつまで暮らせるかわからない。来週からはまた局面が動いて、新しい仕事が増えるから、貯金をひたすら作っておきたい。

『知的好奇心』をちびちび読んでいる。社会通念を、実験から得られる知見でじわじわと侵食していく記述が続いていて、こういう書き方の本を読むのが久しぶりだったから面白い。

夜、モニタが届いたのであちこちつないだりしてどうにか起動させた。そのあとYoutubeを見て画面の大きさを楽しむ。最後の三十分くらいは杉山くん社会文化理論についての話題で盛り上がっていた。

Cloudsから知ったGigi Masinの曲をいくつかおとした。






五月十六日(土)

今週ちびちび読んでいたHermes 1999があんまりよく消化できなかった。

ので、あまり達成感も無かったので金曜にお酒を飲みながら読んだ浅野智彦の若者本に触発されて、アイデンティティ関係のメモを作る。ファンアイデンティティの話をするなら多元的アイデンティティ論が持ってる基本的な認識を共有しておいたほうがいいという結論と、ハルバーソンらがちらっと触れてた可能自己の話を持ってきたほうがすっきりするんでは、という見通しをまとめた。
その後である日本語論文とか読んでいるうちに、アイデンティティ概念がいろいろな意味でつかわれているのを見て、アイデンティティという言葉を使うのをやめようとおもった。浅野本で対立的にもちだされてた多元的アイデンティティと自己アイデンティティの緊張関係という話や、論文の中で引き継ぎたいコアのアイデアを整理する。

昼飯を食いに行って杉山君にぼやぼやと話をする。話ながら可能自己と、Hillsの議論はつなげられるかもしれないという気づきを得る。

アイデンティティ関係の議論との向き合い方についてまとまったので、もうひとつやろうと思っていたスポーツ消費者行動系の議論を読んだ。こっちは途中までだが、これはこれで勉強になる。ただ心理学のタームとかモデルとの付き合い方に慣れていなくて、しかもレビュー論文でいろんな概念が登場するので混乱した。

一時くらいになって眠気が優り、今週末やろうと思っていたその他の雑事を片付けたら、四時になっていた。もう空が明るい。めちゃねむい。






五月十四日(木)

8時半に起きる。紅茶を淹れてトーストを焼き、ゼミ。途中の休憩でバナナヨーグルトをつくって食べる。12時に終わる。

早起きしたためにすぐにお腹がすく。フォレストカフェのからあげ弁当を買う。プリンも売っていたので買う。

食べ終えてから公開研究会用のスライドをつくり始める。アメリカ教育政策の部分をやった。

17時から共同研究のミーティング。新たなタスクと給料が発生した。

18時にミーティング終わる。新たに発生した仕事含めてWorkflowyスケジュールを整理する。Workflowy上で生活のすべてをこなすようになってからこういう整理がやりやすくなって助かる。

夜はほっともっとでビビンバを買ってきて食べる。その後は博論。Sfard(1998)を読み直すのにだいぶ時間がとられる。ねむいなと思って窓を開けたら途端にすっきりした。二酸化炭素濃度問題は深刻だ。Hollett (2016)に着手し始めて今日は終える。

彼女と電話して寝た。

杉山

五月十三日(水)

仕事を詰め込んでいるが、それでも集中してやりきれば定時帰りができている。

自分の裁量で仕事のペースが作れると、なまじ先の仕事もやろうとしてしまうが、ここ数日でむやみやたらと仕事を作ることをしなくなってきたので、よかったと思う。ワーカホリックというよりも究極的には単にやる過ごしについての不安におびえているだけなんだが、それを引きずることもない。まあまあ安定している。

舐達麻の契ばっかり聞いている。
週の半ばで、月・火と全然思ったように眠れなかったので、軽いお酒を飲んだ。それでもうまく寝付けなかったので、結局ルネスタを飲んだら、しっかり寝られてしまった。

S

五月十一日(月)

10時半に起きてパンを焼き紅茶を飲む。UTalkの原稿が返ってきたのでメールを出して掲載処理をしているうちに昼になる。

シャワーを浴びて着替える。昨日尾久銀座で買ってきたジャージが過ごしやすい。

博論を書く。発達としての興味発展論をまとめる。長らくこの問題に取り組んだ気がしたがゼミ発表が木曜だから、せいぜい3日間なんだな。この間に発達としての/学習としての興味発展論という整理ができ、AzevedoやHolletの学説的な特異性を書けるようなアウトラインになったことが嬉しい。何でもありという意味で学習というのではなく、興味発展と類似性があるのは参加メタファー的な学習にほかならない、とかも。自分がこれまで読んできて、内面化してきた文献をちゃんと位置づけられるようになって興奮する。

途中で4rest cafeのバーベキューチキン弁当を買って食べながら、3時間書き続ける。疲れた。

だらだらと時間を過ごし、いい加減デスクから離れようとほっともっとで買ってきたカツ丼をリビングで食べる。もう今日はこれでやりきったなと思いながらも机に向かい、韓国のSTEAM教育論文を1本読む。構想をまじえた博論の執筆が一段落したので、業務に復帰していこう。明日以降はまず業務研究を十分進めて、その後に博論を少し書き進めていくというスタイルにする。

杉山

五月八日(金)

昨日が盛りだくさんの日だったのでほとんど何もしないまま一日を過ごした。いいかげんまずいと思って夕方に仕事のメールを出した。

昨日のゼミで出た博論の課題に取り組む頭になったので文献探索脳になった。

杉山