六月六日(土)

先週の土曜、校正のため投稿原稿を読み直していたら、分析パートがしょぼくてかなり気分がぐんにゃりなった。
そのこともあって、いきなり夏っぽい気候になって体力消耗したりと、一週間を通じてなんとなく研究へのコミットが浅かった。

この日もこういう気分を引きずっていた。
届いたばかりのBird 2003のイントロダクションを読む。この系統の議論だと、やっぱりオーディエンスという概念はわりかしどうでもよくpeopleが対象になるんだな、という気づきがある。あと「メディアの浸透」テーゼと、バードのやっている個々のプロジェクトの関係もわりかしはっきり書いてあって、勉強になった。

が、やっぱりブルーな感じが抜けなかったので、散歩がてら上野の本屋に行った。ホドキンソンの教科書があったのはよかったけど、買いたかった推理小説はなかったので、結局別の本屋に行った。

帰宅して、Pinkたちの論文をもう一回読み直す予定だったが、普通にベッドでだらだらしてしまった。推理小説を半分くらい読んでしまった。その後杉山君に声をかけられて、慌てて論文を読み直した。内容は一度読んだ通りなんだけど、元のプロジェクトの内容とかいろいろ発見があった。あと、モーリー~シルバーストーンの路線が結局、クドリィとかバードの非メディア中心的アプローチの系譜になっているという流れも確認できたのもよかった。

が、ひたすらに眠い。お酒も飲んでいないのに。ので、論文を九割くらい読んだところでさっさと寝てしまった。