五月二十三日(土)

10時半に起きて紅茶を飲みパンを焼きバナナヨーグルトを食べる。

この土日は博論を書くだけにしようと思って実際にそうした。Azevedo (2013a) をちゃんと読んで、モデルロケットの安定性がいかに達成されているのかを理解し、博論で例示する。

状況のなかで生きていく個人について語りたいときに一番依拠しやすいのはロゴフだった。今まで知らなかったのは不幸だったな。レイヴは政治経済みたいなことをやりたがっているし、エンゲストロームは系全体に興味があるし。Azevedo (2013b)でもLave and Wenger (1991)とRogoff et al. (2003)に一パラグラフずつ割いているのも今になってみれば当然だったと分かる。どうも博論2章3節3項はAzevedo (2013b)を自分が理解するための注釈みたいな気がする(実際論文中でもそのような位置づけだが)。

今回こうやって社会文化理論をさらったのは勉強になってよかった。3章4章の結果の記述をライルの意味で厚い記述としてやれる執筆態度になれそう。「趣味縁の影響」を書くのではなく、「分析単位としての趣味縁が興味が深まる場面にいかに織り込まれていたのか」を書く。

昼はラーメン、夜は肉味噌うどんを食べた。麺ばかりだった。

杉山