五月二十五日(月)

仕事は、今まで事情があって進められなかった案件を一気に進めた。予算消化が進む。
状況がかわり、新しい人の流れができる。職場の雰囲気も大きく変わる。定時+15分だから許容範囲だ。

家に帰ってHillsを読み直しているうちに、前回ゼミで発表したテーマが、どうも小手先の描きやすさで選ばれたもので、そもそも博論的には全然大事ではないのではないかという反省につながって、もやもやし始める。題材についての説得的な説明ができないのだ。

杉山君と問答をした結果、2月頃先生に示した博論第1・2章のテーマを選んだ方が、題材の説明がしやすいという結論になった。
ただその時は、それが具体的なデータの分析とどうつながるのか道筋が見えていなかっただが、問答の中で分析パートへとうまくつなげるやり方についてアドバイスを得られる。こっちのしたいことを、詰問するのではなくひとつひとつ確かめるような形で訊いてくれるので、辿った思考の道筋がクリアに感じられる。