四月十一日(土)

10時半に起きて千駄木パルの食パンをトーストし、紅茶を飲む。博論の第2章の構成をつくる。当初は「興味の深まりを支える趣味縁への注目」を一方的にしていく構成だったが、第1章からのつながりもふまえて「学習論による趣味の継続へのアプローチ」としてみる。社会学では解けない問題を学習論で解くという構成はまさに自分の立場を象徴しているので結構しっくりきている。

13時半からオンラインでのUTalk。ゲストが大変協力的でつつがなく終わった。が、それにしても疲れた。いつもよりも集中していたんだろうか。

だらだらしながら編著の校正作業をする。やる気が出ずにぜんぜん進まない。

途中でsくんとパパートを皮切りにEdtechの技術社会学的検討をする。革新的とされる教育方法が、産官学のどのような協同体制によって推し進められていくのか。果たして教育理論からしてその方法は本当に革新的なのか、など重要な論点がたくさんある(が、角が立つのでみんなやりたがらない)テーマ。良い先行研究見つけて分析フレームを鍛えたいな。

杉山