二月十二日(水)

恐ろしいほどストレスのたまる一日だった。
あんまり思い出したくないが、隣の担当が当たり前のように仕事を投げてくるようになったので死ぬ思いしかない。

仕事をするしないではなく、上司がおおめに見る相手と見ない相手の落差がやばいという話だ。トラブルマン二人が消えた後、思わず残ったメンバーで苦笑いがこぼれてしまうくらい、狂気に満ちていた。どこかで弛緩しないと死ぬ。ひさびさに息苦しい感覚をおぼえた。あと直前になってこれまで通していた資料をひっくり返すようなことをいうのはやめてほしい。二年十カ月なにを見ていたんだ。

仕事が一日資料の直しにとらえてしまい、結局最低限の仕事を回すために残業したノー残業ポリシーが死ぬ。
午後からずっと頭痛がひどくて、帰っても収まらなかったので、ちょっとだけ論文を読んだあと、寝床で推理小説を読んで九時くらいに寝た。

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