十一月九日(土)

 北田研でのコメントを受けて都市と国の関係、都市と領域の関係について再検討している。前者については改めてカステルの集合的消費概念を採用することで少し筋が見えたし、後者についてはSackの「領域性」という概念をどうやら使用できそうだという気がしている。特に領域性の議論を展開することで、なぜ都市の境界というものが大事なのかもう少しクリアになりそうだ。これまでジンメルぐらいしか検討できていなかったので助かる。少し安堵した。月曜の祐成ゼミになにを持っていこうか。 

 久しぶりに見たブラタモリアスファルト原油の話がなかなか良かった。

 中川