八月二十七日(火)

仕事への興味が無に落ちた一日だった。

まる一日休みだったので、佐藤郁哉本の3章以降を読み直しながら、インタビューデータへのコード付与をくりかえした。Workflowyはカテゴリーの焦点化にめっちゃ便利だと思っていたら、アウトライナーの使い勝手のよさはすでに本書で言われていた。

過去のインタビューとと比較してみて、全然つなげて考えていなかった経験が表裏なことに気がついた。これは杉山くんと共有せねばと思っていたところで、LINEのメッセージが来たのは、まじ奇跡だった。トピックもぴったりだったので、ちょうど考えていたことを聞いてもらう。めずらしく自分が長文で自分の考えを述べていた。軽く興奮していた。記録みたら四十分くらいのやり取りだったけど密を感じた。そもそもセミナーでの杉山くんの発言があったことを思えば、そういう視点でデータを読み直そうとも思わなかっただろう。

結果、仕事への関心がびっくりするほど無におちた。翌日なんて、研究の時間を確保をしたいのに、読みたい本があるのに、なんで俺はこんなことをしているんだと書類を作りながら思う。たいへん投げやりな仕事ぶりになっている。頭が上の空だ。めっちゃ優秀な人なら、どっちもバリバリできるんだろうけど、残念ながら(いつも相談させてもらっているゼミの先輩の言葉を借りれば)シングルタスク人間だからしょうがない。

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