七月五日(金)

7時半に起きる。身支度してすぐに家を出て、山手線と南北線を乗り継いで大岡山へ。商店街の珈琲館でモーニングをとる。こういう時はコーヒーを飲んじゃう。

東工大での初出勤である。勤務報告関係の説明を事務の方にしてもらってから、大浦さんと打ち合わせ。東工大の教育改革やカリキュラムについてまず頭に入れてから、プレインタビューの設計案を出しつつ、研究室教育関係の文献レビューを1日していた。

10時から17時みっちり働くと異常に疲れることがわかった。

アメリカの先行研究を探したけれど、大学の仕組みが違うからあまりよいものに出会えない。研究活動に学生が徒弟的に参加することの良さは議論されているが、アメリカでは学士や修士がみな研究室配属される仕組みがないので、あくまで短期の授業や課外活動としてである。「ラボライフ」のような日本のリアリティに近づには、アメリカの先行研究では博士課程の学生生活にフォーカスしたものを探さないといけないかもしれない。そういう大学の専門教育制度の国際比較的な知識をまず入れる必要がある。

田端に帰ってきて疲れてどうしようもなかった。sくんも飲みに行って帰ってこないのですぐに寝た。

杉山