七月三日(水)

 昨日は早めに床についたにもかかわらず目覚めると7:30だった。8時には間に合わないと思い、急いで弁当にご飯をつめて出ていく。iPhoneも起動せず踏んだり蹴ったりだ。結局8:20に大学に着いたので待機業務的には問題ない。杉山さんに合流し、作業をもう一度最初からあらった。

 休憩時間に外に出ると正門の近くにも新しいタピオカ屋が出店していて情報としては知っていたものの改めて目にすると少々ぎょっとさせられた。90年代に盛んに言われていたチェーン店進出による均質化系の都市論が盛んに議論していたなかに伏在していた感情も似たところがあるのかもしれない。都市がタピオカ化していく。思わずそういうリアリティを感じさせるということが空間のなかで情報に出会うということなのかもしれない。

 待機中に話していた自分の議論の箱をどのように設定するのかという問題は今後じっくり考えていきたい。

 仕事を終えてCrononの読書会を行っていたが、やはりBoosterと都市についての知が実際に都市を変えていく原動力になったということを読ませるのは非常に興味深い。日本の文脈だと夢とか想像力とかがそれに該当するのかもしれないと宮地くんと話していた。

 中川