五月三十一日(金)

 今日はちょっと涼しかったのでコモンズで作業をしていた。月曜日の北田研での発表資料を想定しつつ議論を整理していた。津田の議論を参照することで当時の都市自営業者を都市中間層として措定しても議論が成立するんじゃないか?という気がしている。そういえば、冨江さんの本を読み返してみると、最初がシティズンシップの規定の話になっていて、しまったと思った。こういう部分の記載を学振ですればよかった。こういう後悔が続きそうでうんざりする。

 貧民と都市の関係をどう理論に関係させるのかという話を宮地くんに相談したらジェントリフィケーションや新都市社会学でいいのでは?というシンプルな答えが帰ってきて納得する。そういう論理枠組みを持ち出すというよりも、その概念装置で整理できたり考えを深められる部分があるかもしれない。

 久しぶりに杉山さんと歩きつつ、現代日本における結婚の不思議を話していた。その流れもあったのか、家に帰ってからは今日届いた初めてのBLマンガを一気に読み終えてしまった。

 中川