二月十六日(土)

ポール・シルヴィアの本に触発されて、書く習慣を定期的につけることにして、その初日だった。平日書くことにエネルギーを割けないので(このへんは一年で工夫できたのかもしれないが今の所できてない。SSさんに相談したい)、土日の一定時間は目標をたてて、文字数と目標達成度の記録をするようにする。Iさんに勧められた日誌とあわせて、日々の研究進捗の記録ができたらいいなと思う。

今日は、マーク・ダフェットの読みかけのチャプターを読み終えることと、ブレストして文章の中に紹介するアイデアをピックアップするという作業をした。
ダフェットが自分のファンスタディーズの教科書を「参加文化」の議論を支持しながらもそれを補完するものとして捉えていること、音楽ファンダムとそれ以外のファンダムに関する研究の違いに敏感になっていることの二つが印象的だった。特に前者についてダフェットはかなり強い主張をしていて、ジェンキンスによる議論との微妙な違い(「コミュニティへの関り」ということへの捉え方の違い)になっていることに気づく。こういう断片的な思考は、果たして論文に盛り込めるのだろうか。自信がない。

その後で、ソープファンの最終章を読もうと思ったが、よく議論が分からないところで躓いて途中で中断して買い物に行った。買いだめをしたので、今週食事に関する買い物はもうしたくない。業務用の1kgのチーズとか買ってしまった。

シチューを作って、東園子さんの本を読む。すごい本だ。
あとはのんびりする。
夜、杉山くんからの論文の情報提供がある。明日作業を終えた後で読んでみよう。

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