二月十三日(水)

午前中はパラパラと仕事をした。

午後は出張に出る。
移動に時間がかかるため仕事の手引きと『博士号のとり方』を持っていき読もうとした。が、同じ職場の人も出張であり、その社交のため半分仕事っぽい娯楽に巻き込まれる。
一時間ほどで、切り上げる。

少し予算に関する懸案事を考える。船室が貸し切り状態だったので、ぶつぶつとつぶやいたり身体を動かしたりしながら頭を整理して、杞憂だったことがわかる。
それから手引きを読んだ。ようやく指名競争入札の手順が分かってきた。随意契約は「物」「お金」「書類」のフローにわけて考えるとわかりやすいが札には上の3つの要素に加えて「委員会の主催」と「業者選定」のフローが加わっているし、そちらの面倒くささがむしろ主眼になっている。

ところで、手引きには委員会の話はされていない。どのマニュアルも所管課が作っているため細分化されていて、一つのマニュアルでは全体感が見えないというのは5月にも感じたことだ。

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