一月十九日(土)
SCOT関係の論文を読んでいて、都市計画との結びつきを考える。昨日のAibar and Bijkerの論文は面白かったが、どうもそこで語られているUrban Technologyの内容が明らかになっていないという印象も持った。そこを曖昧にしているから、そうした分析ができているのではないかという気もした。
1910年代の資料にも目を通しているが、やっぱり1920年代の『都市公論』という雑誌はつくづく面白いのだと再確認させられる。なかなかモチベが沸かず、渡辺先生の本をパラパラ読み返していたら1910年代に内務省地方局が地方改良運動と『田園都市』の関連でさまざまに講演活動をしているという記載があった。こうした方面の資料を探っていくのもありかもしれない。
晩御飯はわざわざサイゼリヤまで行ってパスタを食べてきた。
その後は夜のキャンパスを歩きながら杉山さんに発表の相談をした。修論の構造は戦隊モノらしい。一つ一つの章を単独でも活躍させる必要がある。
中川