一月十五日(火)

昨日は吉祥寺でハードバップ・ジャズを聴いて来た翌朝、早起きするつもりが11時になる。泉屋のパンで紅茶を飲みながらAlacovska (2017) を読む。問いの立て方が素晴らしいことに気づく。メディア研究は対象学問であるにも関わらず、素朴な技術決定論に陥らないためにメディア以外の要素を研究すべきだという地点に到達しているのは偉大な進展だと思う。上手く研究を設計すれば大変懐の広い議論ができるポテンシャルを秘めている。

昼過ぎに本郷に出て共同研究の進捗確認。その後に松井さんの研究相談を聞く。センスの良い人は学術の文脈は置いておいてとても重要な実践をできてしまうので、あとはテクニカルターム言語化し、学説に乗っけるだけである。そういう意味で、研究の本質は、IntroductionとFuture work、およびReferenceにあると思う。

夜に駒場に移動してフラメンコ。帰りに西日暮里に寄ってカレーを食べた。

杉山