八月十八日(土)

お盆休みも終わりに近づいている。
まれびと滞在も最終日。

朝八時半ごろに目が覚める。
思いきり寝坊する、というのができなくなっている。
ゆりさんが作ってくれたカレーを、くぼけんさんが振る舞ってくれる。鯖の香が強くて、でも懐かしいスパイスの香がちゃんと生きてて、おいしい。卵が優しい。

九時過ぎに、くぼけんさんに別れを告げて家を出る。
十時過ぎに近くの駅のネットカフェに入って、三時間ほど研究会のレジュメを作ろうと思うが集中力が続かない。

この長期休みは、結局インプットもあまりできなかったけどアウトプットも全然できていない。休みの終わりを惜しんだり、来ない連絡をじれったく待ったり、これまでの振る舞いを反省してお悩み相談のための文章を書いたりしてたら、この三時間が経っていた。いろいろ反省すべき研究休暇だった。

一時から、先輩と待ち合わせをして街歩きをする。午前中に比べ陽ざしが強いと思ったけど、風もあり日陰もありで歩くには気持ちよい午後だった。
気になっていた谷中ビールを飲む。ぶらぶらと歩いていて過ごしただけだが、「女の子の扱いに慣れてるね」と言われたのが謎だった。

こじんまりした店をいくつか巡った後、霊園に行って解散。

分かれた後、ネットカフェに入るも一時間ほどで出て銭湯へ。
体を清めた後、またネットカフェにこもる。先輩と別れた後、一時的に謎の寂しさに襲われたので、このあたりの動きはまじで一貫性がない。

夜、船に乗る。

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