八月七日(火)

栃木県佐野市で目覚める。小林ゼミの合宿で佐野を拠点に群馬県大泉町を訪ねている。今日は生涯学習施設の文化むらと、国際協力協会、ブラジルレストランをめぐった。

ブラジル人は1歳の誕生パーティーを盛大に行うらしくそれに文化むらの展示室が利用されているようだが(仲介業者も出ているらしい)、施設職員としてはあくまで貸館利用の実態という認識で、主催事業に組み込んでいこうといった発想はないみたいだった。あくまでクラシック音楽の館であった。

国際協力協会は会長本人の知性とヒューマニズムが溢れていて素直に話に感心した。大人の日本語講座が子供の宿題教室になっていくさまとか、生活支援としての学習支援という根源的な活動だと思った。

レストランは元中日の瀬間仲ノルベルト氏がオーナーでびっくりした。甲子園の活躍を見ていた人が今はこうしてセカンドキャリアを築いていることが印象深かった。

めぐったところはどれも面白かったが、ゼミコミュニティへの馴染めなさは学部の時から相変わらずだった。研究が好きな人じゃないと仲良くなれないな。

杉山