三月十八日(日)

昨日よりも暖かな今日。
7時、起きる。連絡をいくつか。
気づいたら二度寝。しまった、今日は外で作業するって決めてるのに。バタバタ出てく。
近所のカフェでクラウドファンディングのライティング。の前に、記事にペンを入れてく。イマイチエンジンもかからず、Kindleの罠にハマる。
Mちゃんが来る。急なのに、一昨日言ってた雑誌を持ってわざわざ近くまで来てくれた。思いもよらずカバンに入らない大きさのそれを見て、どんな気持ちでどうやって来てくれたかに想像が及ぶ。
面白い。雑誌もそうだけど、こういうものを面白いと感じて情報をいつもキャッチしている人なんだってことが。東京に暮らしてみて改めて、彼のまだ知ってたようで知らなかった部分に気づいてく。厳密に言うと、こちらの感じ方というか、見える角度が違う。
人間関係はいつだって残酷だ。自分のアンテナや経験によって、共視できることが変わってしまうんだ。子どもたちのことも、拾えてない部分がきっと今までに有り余るほど、ある。
付き合ってた人も、そう。会社で働いてみて後を追うように分かってきたことがあったりして。当然かもしれないけど、それって切ないじゃないか。
ただ同時に、人間関係は優しい。こうやって自分が変わり相手が変わり、また時間を共にすることができる。
原稿の赤入れ、すんなり終わる。問題はこれから。書くために色々、知識が必要。お昼を食べ逃した。
夜、母と美味いピザを編み出す。チーズにしらす、えごまに柚子胡椒、そしてレモン。地ビールに合う。
一昨日のことを何度も思い出してる。
私がお手本にしたい在り方は、12歳と15歳の彼らに、確かにあった。思い出すと、あたたかく、優しく、強い。


*ゆり*