六月十三日(土)

10時半に起きる。紅茶を飲みパンを食べる。アマチュアオーケストラを事例選択する理由のパラグラフを書く。

13時半からUTalk。大変だったけれども盛況でよかった。オンラインのほうがくだけた話し方をしやすい気がする。

15時半ごろにsくんをさそって外出。給付金の申請を投函してからカレー屋でチーズ何をテイクアウトして家で食べる。

その後もアマチュアオーケストラの執筆を続ける。

22時近くになってsくんと夕食をとりに出る。富士そばでかもなんそばを食べる。文化政策の課題は全く興味のない人へのアウトリーチではなくてすでに興味のある人の引き上げなのではないかといった話をした。

杉山

六月九日(火)


ひたすら暑い。
職場にクーラーが入った。ありがたや。

午前中でもろもろ仕事を終えて、午後は基本的な勉強するという流れができている。六月末くらいから立て込んでくるのは目に見えているが、近い将来の動きがわからないので、不安も多い。とりあえず、先人に尋ねてひとつ懸案事項が解消したのでよかった。

仕事の終わり、定時で帰ろうとしたら同僚とだらだら話してしまった。

   通勤の往復でBird (2003)の三章を読み終わったので、帰ってきてWorkflowyにまとめる。思った以上にエンパワーメント系の議論で、そのあたりは面白かったが(さらっと、ファンになることが歴史や文学への興味を喚起する、と書いていた)、community centredな視座への違和感を自然に感じて、自分のフレームワークがperson centredでありたいということを意識させられる。  












六月七日(日)

10時半に起きる。紅茶を淹れてパンを焼く。東京遊歩のZINEを完成させてローソンで印刷してみる。こうやって形になるとテンションが上がる。

sくんと和食を食べに行く。広々とした客席にテンションがまた上がる。「広い室内空間」に久しく行っていない。それってまさにミュージアムであることに気づく。

14時から遊歩のミーティング。みんなが制作したZINEを鑑賞する。特にデザインをやっている印象がないのにセンスのよい誌面をつくってくる人はいったいどういう生活をしているんだろうと純粋に気になる。そういうのを見せられると自分もかっこいい誌面をつくりたくなる。

その後は実践共同体に関する文献をいくつか読んで博論を進める。ここでもたくさん調べ尽くさないといけないだろうかと不安になったが、そこまで深入りせずに書けそうでよかった。あと1週間くらいで2章を書き終えたいがいけるだろうか。

太ったので運動しないといけない。

杉山

六月六日(土)

先週の土曜、校正のため投稿原稿を読み直していたら、分析パートがしょぼくてかなり気分がぐんにゃりなった。
そのこともあって、いきなり夏っぽい気候になって体力消耗したりと、一週間を通じてなんとなく研究へのコミットが浅かった。

この日もこういう気分を引きずっていた。
届いたばかりのBird 2003のイントロダクションを読む。この系統の議論だと、やっぱりオーディエンスという概念はわりかしどうでもよくpeopleが対象になるんだな、という気づきがある。あと「メディアの浸透」テーゼと、バードのやっている個々のプロジェクトの関係もわりかしはっきり書いてあって、勉強になった。

が、やっぱりブルーな感じが抜けなかったので、散歩がてら上野の本屋に行った。ホドキンソンの教科書があったのはよかったけど、買いたかった推理小説はなかったので、結局別の本屋に行った。

帰宅して、Pinkたちの論文をもう一回読み直す予定だったが、普通にベッドでだらだらしてしまった。推理小説を半分くらい読んでしまった。その後杉山君に声をかけられて、慌てて論文を読み直した。内容は一度読んだ通りなんだけど、元のプロジェクトの内容とかいろいろ発見があった。あと、モーリー~シルバーストーンの路線が結局、クドリィとかバードの非メディア中心的アプローチの系譜になっているという流れも確認できたのもよかった。

が、ひたすらに眠い。お酒も飲んでいないのに。ので、論文を九割くらい読んだところでさっさと寝てしまった。



 

六月四日(木)

8時半に起きてゼミ、進路相談、昼飯、共同研究リサーチ、委託業務打ち合わせ、共同研究リサーチ、夕食、でおしまい。

sくんに研究がつまらないとわめいたけど、今になって思えばインプット量が減っているからなのかもしれない。ここ1年くらいはろくに新しい系統の文献も読まずに、昔読んだ文献を読み直したりしながら論文を書いているだけだから飽き飽きしてるのかもな。また昔みたいに論文のことはいったん忘れて興味の赴くままに色々読み漁ったら博論後のことも見えてくるのかもしれない。少なくとも2章を書き終えたら読むという意味では落ち着くから、そしたら乱読しようかな。

杉山