六月六日(木)

 起床をミスり、家でダラダラ作業をしているうちにゼミの時間が来たので大学に向かう。スペンサーの発表に対して要領を得ない質問をしてしまったのが悔やまれる。先生がいうようにあれは世代の問題でもありますね。

 歴社研の発表で使う文献がなかなか決まらない。一応歴史的存在論の候補はあるのだが、それでいいのかもう一日考えてみたい。

 寮の椅子の調子が悪いので新しい椅子を買ったが、これもなかなか座面が下がらなくて難儀している。iPhoneも家のWi-Fiにつながらないし、細々とした困りごとがある。

 中川

六月五日(水)

10時に起きて紅茶を飲む。支度をして待機業務へ。明日のゼミ発表の資料をつくる。博論に書く社会的背景のアウトラインをまとめたが,これまで1年ほど考えていたことから変わっていないのであんまり思考の手応えはない。ただ,ゼミで検討したことはないので何か修正点は見つかるだろう。

晩にチャーリー君をさそって栄児で麻婆豆腐や水餃子を食べたけれど,そこでも博士課程を終えたあとに研究計画を検討できる場があるかどうか不安な話をした。1対1の面談でも,ある程度は代用できるかもしれない。ただ,先生だろうとM1だろうと,みんなが質問をする箇所は修正した方が良いんだろう,という集合知はゼミじゃないと働かない。

みんな各地の大学や研究機関に就職していった先に会合を維持する技術は喫緊の課題だ。レジャースタディーズ研究会はなんだかんだ月イチで開かれているのだから,まったく不可能でもないはず。

野球中継を聞きながら歩いて田端まで帰った。植田海の暴走で試合終了になったのが後味悪い。

杉山

六月四日(火)

過去のことを書く。
 
週末に指導教員と会う機会があった。
挨拶と、今後の博士課程での生き方について話をしようと思ったら、わざわざ喫茶店に場所を移して30分近く面談してもらった。
そこで現在休学している状況が来年度は難しいということをいわれて、決断のときだよと諭される。12月がリミットらしい。
 
示された選択肢は二つ。仕事を辞めて学者としてのキャリアを積むか、仕事を続けて役人として働きつつ趣味程度に研究をするか(大学でのキャリアを積むのをあきらめるか)。
 
「研究は今は趣味でいい。完全に在野というより、大学院生としての身分を残しながら長期的に博論を書いていければいいと思う。大学でのキャリアを積むことは考えていない」としどろもどろに、ここ一年くらいで固まった立ち位置について述べたが、焦らず12月までに答出してくれればいいから、とそっけなく言われる。
 
なんだかんだで、一年半くらい見ないふりをしていたことを絶妙なタイミングで突き付けて来る。
 
どうしたもんか。
思考が奪われて仕事のことがどうでもよくなってしまった。上の空だ。
 
ハンターらの論集は、表題のわりにこの主題を検討するものではなくて、ちょっとがっかりしている。とりあえずさらっと気になったチャプターを読んでいこう。
 
今週末にインタビュイーへの連絡をしたい。
 
S

 
 

 

六月三日(月)

 目が覚めてから船酔いのような心地がする。熱を計ってみたら35.9℃で何の問題もない。ネットで検索してみたら今日は低気圧に伴う「気象病」というものがあるらしい。なので、今日耳を上下に引っ張ったり回していたのはそういうわけです。

 先生は来なかったが北田研で発表する。そういえば、シュヴァリエなどフランス都市史の話との関連に注目するというのはなかった視点だった。地図とか都市の表象も気になるところだが、全体の見通しができ次第、配置を考えたい。

 家に帰ってからすぐ寝てしまってから深夜に目を覚ます。そこから眠ることができなくて朝を迎えてしまった。

 中川

六月二日(日)

9時ごろに起きる。紅茶を飲んでバナナを食べながら、sくんと論文の内容を検討する。とっとと投稿してしまおうという気分になっている。

10時半にまりもくんたちが来てアスパラガスパーティを始める。会には混ざらなかったがいくつか料理をもらっておいしかった。

昼すぎに家を出て電車を乗り継ぎ田町へ。サンマルクで少し時間を潰したあと慶應大学へ。カルチュラルタイフーンに参加した。小規模なパネルだったが会いたかった先生や久々に会う先輩が来てくださっていて有意義なネットワーキングができたと思う。

その後は西荻窪に移動してりんちゃんとご飯を食べた。目当ての店が空いてなくてがっかりだったが福井料理店で食べた鯖と、雲丹醤の卵かけご飯がうまかった。散歩して見つけたパブに二軒目で入る。夜風に吹かれるテラスが心地良かった。

人と別れ際にお辞儀しちゃうという話をこの前チャーリーくんとしたけれど、今日はふつうに手を振って別れたなと田端に着いてから思った。やっぱそうやって別れたほうが楽しい気分が続くと思う。

杉山

五月三十一日(金)

 今日はちょっと涼しかったのでコモンズで作業をしていた。月曜日の北田研での発表資料を想定しつつ議論を整理していた。津田の議論を参照することで当時の都市自営業者を都市中間層として措定しても議論が成立するんじゃないか?という気がしている。そういえば、冨江さんの本を読み返してみると、最初がシティズンシップの規定の話になっていて、しまったと思った。こういう部分の記載を学振ですればよかった。こういう後悔が続きそうでうんざりする。

 貧民と都市の関係をどう理論に関係させるのかという話を宮地くんに相談したらジェントリフィケーションや新都市社会学でいいのでは?というシンプルな答えが帰ってきて納得する。そういう論理枠組みを持ち出すというよりも、その概念装置で整理できたり考えを深められる部分があるかもしれない。

 久しぶりに杉山さんと歩きつつ、現代日本における結婚の不思議を話していた。その流れもあったのか、家に帰ってからは今日届いた初めてのBLマンガを一気に読み終えてしまった。

 中川

五月三十日(木)

9時半ごろに起きて紅茶を飲みながら,リビングでライフロングキンダーガーテンを読む。今日はみかてんがいたので趣味と遊びの話をした。めっちゃ釣りをしていた京大の友だちが就職してからどうなるか気になると言っていた。

昼に本郷へ。研究室で受験希望者と面談。そのあとはゼミ。

ゼミ後は駒場に出てフラメンコ。後輩とカレーを食べた。帰り際に渋谷で神宮帰りの広島ファンと多数出くわすのをおもしろがって帰った。

杉山